給与処理dbプログラム改正のご案内
インストールにあたってのご注意
■上手くんαシリーズやATOMⅡとのデータのやり取りについて
上手くんαシリーズやATOMⅡの給与処理dbのバージョンがVer15.002になっていることをご確認のうえ、データのやり取りを行ってください。
■ネットワーク環境(CS環境)でご利用のお客様の場合
サーバー機のバージョンアップが完了後、速やかにクライアント機のバージョンアップも行ってください。プログラムバージョンの異なる環境でマスターを開くと予期しない問題が発生する可能性があります。
- 給与処理db
■令和6年分年末調整に関する改正内容
●定額減税計算に対応
年調減税額、年調減税額控除後の年調所得税額、控除外額の計算に対応しました。
●申告書の様式変更に対応
・給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
・給与所得者の保険料控除申告書
・給与所得者の基礎控除申告書 兼 給与所得者の配偶者控除等申告書 兼 年末調整に係る定額減税のための申告書 兼 所得金額調整控除申告書
■年末調整データ入力
●定額減税入力に対応しました。
■生命保険料控除・地震保険料控除のAI-OCR読取に対応
●控除証明書をデータ解析し、該当社員との関連付けを行い保険料控除入力へ転記します。
■給与処理dbのバリューアップ対応
●年調マスターから給与マスターへマスタ処理区分を変更する際に、処理開始月を指定できるように対応しました。
●源泉徴収簿兼賃金台帳に賃金計算期間の出力が行えるように対応しました。
●年末調整チェックリスト(一覧表出力)の出力項目設定を、他の給与マスター又は年調マスターからコピーできるように対応しました。
●保険料控除申告書の出力オプションに「申告書の入力がない社員は出力しない」を追加し、控除データの入力がない社員を出力選択に表示しないように対応しました。
■その他の改良、修正を行いました。
- 電子申告システムⅡ
■地方税/個人住民税(特別徴収)
●令和6年分の給与支払報告書の電子申告データ作成を行えないように制御しました。
当対応は、令和6年分の給与支払報告書の様式は、2025年1月よりeLTAXで送信可能となるため、旧様式で申告されることを防ぐためです。
※令和6年分合計表・法定調書、給与支払報告書(総括表)対応の電子申告システムⅡは2025年1月の提供を予定しています。
■その他の改良、修正を行いました。
- 財務処理db、学校法人db、公益法Ⅲdb、公益法人db、社会福祉法人db、宗教法人db
■ICSデジタルクリップ 新規リリース(※財務処理dbのみ)
●「ICSデジタルクリップ」は顧問先の経費精算業務のDX化と効率化を後押しする経費精算システムとなっており、経費精算登録を行ったデータを「財務処理db」及び「経理上手くんαシリーズ」にて取込を行うことで、仕訳データを自動作成することが可能な製品です。
■登録・入力
●仕訳入力
・仕訳入力からの証憑読取で斜行補正に対応しました。
・入力済みの登録番号を修正する際に、1桁ずつ修正できるように対応しました。
・カード/通帳の読取において、フォーマット登録のフォーマットの上限数を現在の50から1000に変更しました。
・日付欄の認識向上を行いました。
■出力
●消費税申告書
表示中のタブ画面の帳票のプレビュー・印刷を行うよう動作を改良しました。
■決算
●勘定科目内訳書
「F9参照」のダイアログの改善を行いました。
■その他の改良、修正を行いました。
- 原票会計S
■証憑/カード明細/通帳【読取・編集・転記】
●フォーマット登録の上限を50件から1000件に拡張しました。
●「2ページ目以降のPDFを認識する」のチェックをONにし、書類種別を選択して読取を行う場合に、2ページ目以降も同一のフォーマットで認識を行うよう改良しました。
●AI摘要高精度化の改良を行いました。
●斜行補正や手動回転微調整を行った場合の補正値を編集画面に表示する対応を行いました。
●編集・タイムスタンプタブ、[F7摘要登録]等の登録番号欄で一文字ずつ修正できるよう改良しました。
- 銀行CSV取込
■銀行CSV取込
●売上仕訳等の登録番号が入力できない仕訳については、インボイス登録番号を取得しないように対応しました。
●摘要から免税事業者サインを取得する際、売上などの免税のチェックが入れられない仕訳には免税事業者からの仕訳のチェックをしないように対応しました。(取込時、摘要仕訳選択、摘要登録押下時)
●すでに免税事業者からの課税仕入れが仕訳に入力されていた場合、摘要からのデータ取得時に免税事業者からの仕入れのチェックをOFFにしないように対応しました。
- 銀行データ受信(Fintech)
■銀行CSV取込
●売上仕訳等の登録番号が入力できない仕訳については、インボイス登録番号を取得しないように対応しました。
●摘要から免税事業者サインを取得する際、売上などの免税のチェックが入れられない仕訳には免税事業者からの仕訳のチェックをしないように対応しました。(取込時、摘要仕訳選択、摘要登録押下時)
●すでに免税事業者からの課税仕入れが仕訳に入力されていた場合、摘要からのデータ取得時に免税事業者からの仕入れのチェックをOFFにしないように対応しました。
- 財産評価
■修正を行いました。
- 共通処理|共通処理CE
■財務処理dbのバージョンアップに伴う対応を行いました。
- 共通処理db
■クラウド共有オプション
●クラウド共有が解除されているマスターを選択した際の確認メッセージを変更しました。
■その他の改良、修正を行いました。
- 住所マスター
■日本郵便(株)「郵便番号変更案内(令和6年10月更新分)」に対応しました。